フリーランスで大切なこと

~フリーランスエンジニア1年目が感じた記録~
サトウ 2024.09.22
誰でも

【目次】

  • フリーランスデビュー!

  • フリーランスに起業家マインドは邪魔

  • コミュニティの重要性

  • これからフリーランスになる君へ

  • 最後に

私は今年(2024年)6月からフリーランスエンジニアとして活動しています。
フリーランスの実態や注意点、アドバイスをこちらのメルマガで共有させていただきます!

1.フリーランスデビュー!

私は現在、会社に所属をしないフリーランスとしてシステムエンジニアをしています。

経緯を簡潔に説明します。

①システム関係の知識がなく事業進行
②知識がないことから発生したシステム関連での事業中断
③「自分で理解するしかない!」
④プログラミングの勉強→師匠に出会う
⑤フリーランスエンジニアとして活動開始

といった感じです。

まさか...自分がエンジニアになるとは...
人生とは本当にわからないものですね(笑)

師匠のご指導の下、プログラミング(Java)を約6カ月勉強した後、
フリーランスとして活動し始めました。

フリーランスになる前は、かなり不安でしたよ~💦

2.フリーランスに起業家マインドは邪魔

6月3日
この日が初めての案件先での仕事でした。

私の案件先は、プロジェクトリーダーが朝遅くに出勤したいという理由で、
・10:00~19:00(8時間)
での勤務でした。

出勤は週2日・テレワークは週3日(週5日勤務)
出勤日は30分前には会社に到着し、テレワーク時は15分前にPCを立ち上げておく。

出勤日に案件先のチームメンバーや関係者に明るく「おはようございます!」と挨拶。
退勤時は明るく「お先に失礼いたします!お疲れ様です!」と挨拶。

振られたタスクの進捗状況を随時連絡。
不明点や疑問点があれば、その都度質問をする。
スケジュール通りいかず、遅延してしまう可能性があると判断した際は、必ず報告。

。。。

いかがでしょうか?

案外、会社員とさほど変わりませんよね?w

そうです。
フリーランスと聞くと、起業家っぽく思いがちですが、
実はフリーランスは、会社員と同じ感じでいいのです。

もっと言えば、起業家のようなちょっと外れた、ぶっとんだような考え方は不要なのです。

報告,連絡,相談をしない人が多い
変なアイディアを提案しチームを混乱させる
寝坊を頻繁にする
勤務日なのに何も言わずに休む
突然飛ぶ(ブッチ)

話を聞くと、このようなフリーランスが非常に多いとのこと...

会社員は労働基準法で守られていますが、フリーランスは守られていません。
なので、上記のようなことが続けば案件打ち切りです。

会社員時代の考えや習慣を徹底しておくことで、
フリーランスとして最強になれると思っています。

ですから、
フリーランスほど、会社員よりも会社員をしなければならず、
起業家のようなぶっとんだマインドは邪魔でしかないのです。

3.コミュニティの重要性

私一人で案件を取ったり、仕事を進めているのではありません。

規模は大きくはありませんが、
フリーランスエンジニアのコミュニティを活用させていただいています。

先ほどお伝えした師匠に案件を取っていただいたり、
仕事上で分からないことがあればコミュニティの方々に教えていただいたりしています。

また、同じフリーランス、同じエンジニアとしてかなり心強いです。

定期的に仲間同士で飲みに行ったり、イベントに行ったり、バーベキューをしたりで、
私が思い描いていた "フリーランス=孤独×一人勝負"とは全く違いました。

コミュニティがあるから、今も続けられています。

4.これからフリーランスになる君へ

これからフリーランスになる方にアドバイスと注意点をお伝えします。(私の視点で)

【アドバイス】
・業界の将来性を確認しよう!
・メンターを見つけて教えてもらおう!
・同じ業界のフリーランスコミュニティに参加しよう!
・会社員よりも会社員をするんやで!
・フリーランスの次の展開を考えておこう!
・コミュニティ以外の人脈も作っておくこと!
・実際の現場では技術よりもコミュニケーションが大事!

【注意点】
・確定申告をする必要があるため勉強しておこう!
・いつ打ち切られてもおかしくない!

いくつかありますが、
ここからは"業界の将来性を確認しよう!"に着目して解説します!

これからフリーランスとして活動する上で、さまざまな選択肢があるかと思います。
動画編集やデザイナー、SNS運用代行など。

それぞれの需要と供給の比率や、将来的にAIに奪われないかなども確認した方がいいのかもしれません。

私の場合で言ううと、ITエンジニア。

ITエンジニアの人材不足は、あらゆるところで課題となっています。

ざっくりとしたデータですが、DXを進めることを考えている企業の中で、「IT人材が不足していると感じる企業が5割を超えている」というものがあります。

最近では、国がその課題に意識しているため、小学校からプログラミングの授業が導入されました。

私が以前勤務していた、中学/高校生が通う学校でもプログラミングの授業がありました。

私が学生時代はなかったのに。。。。。。。。

ですが、学校で実施されるプログラミングの授業は簡易的なもので、ガチガチにされるものではないと思います。

なぜなら、プログラミングができる人は、学校で教えるよりも、実際に自分で案件に入ったほうが単価が高い。

ということは、あまり詳しくもない先生が教えるのではないでしょうか。

その上、そこまで授業にプログラミングの時間を費やせないことを考えると、必然的にプログラミングができる学生は増えない。

その結果、IT人材を必要とする企業が増え、IT人材の不足がますます顕著化します。

需要だけが増していき、供給が減っていく。

だからエンジニア(フリーランス)の単価が高いのです。

「AIがあるからエンジニアは不要になる」
と思ったあなた!

実際に活動してみるとわかります。

AIがエンジニアの仕事を取って変わるのは、まだまだ先の話。

結局なにが言いたいのかというと、需要>供給の業界に注目することです。

エンジニア、おすすめです。

5.最後に

私は一生エンジニアとして生きていくかというと、そうではありません。

・依頼しなくても、自分でシステムを作ることが可能になる
・事業でシステム制作を依頼する際、システムに関して理解していることが好都合
・事業で失敗して資金ショートした場合でも、またエンジニアで資金を確保することができる
・エンジニアの人脈を作ることで、より信頼できるエンジニアに依頼することができる

これらがエンジニアを目指した理由です。

何が言いたいのかというと、
"常にフリーランスの次の展開を考えておくべき"
ということです。

「フリーランスは自由・楽そう」
このような考えでフリーランスになるのはおすすめしません。

いつ打ち切られてもわからない、自分のスキルの需要がなくなる可能性もある。
だからこそ、フリーランスとして活動するならば、起業をすることや、フリーランスで培ったスキルを誰かに教える事業を考えたり、案件を自分でするのではなく、他の方に外注をし一部手数料をいただく等の展開を考えながら活動すべきです。

私もまだ1年目なので、技術・知識、共に自身をもってあるとは言えません。
自分の事業のため、一つの手段としてフリーランスエンジニアをしています。

あと最後に、
フリーランスになったものの、挫折し会社員に戻るということもザラにあるようです。

知り合いの経営者の方々に聞いたのですが、一度独立をして会社員に戻るという選択はプラスに考えてもらって大丈夫ということです。

独立経験のある方は、面接の際にも高く評価される。

なので、フリーランスは意外と良い!!
ということをここでお伝えします。

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