父の教え『組織を信じるな』
【目次】
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父の脳梗塞
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パワハラと鬱、そして左遷
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公務員を辞めた一つの理由
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国や組織に依存しないことを目指す
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ブロックチェーンの可能性
こんにちは!
今日は組織に依存することの危険性についてお話ししていきます。
私のメルマガにご登録していただいている方々は、私よりも人生経験豊富な方々がほとんどだと思いますので、わかりきった内容かと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
1.父の脳梗塞
会社という組織に依存することは非常に危険です。
当時の父は、上場企業のかなり上の立場にいたと聞いています。
会社名は伏せさせていただきますが、毎週休日の夕方に放送される1話完結アニメのスポンサーをしていた企業で、以前には横領問題で少し話題になっていました。
数年前、父は単身赴任で東京で仕事をしていました。
ある日、母の携帯に電話があり、その内容は、父が脳梗塞になったというものでした。
その後、母は病院へ行き、病院の方から説明を受けた結果、「後遺症も残り、仕事への復帰が難しい可能性が高い」と言われたそうです。
2.パワハラと鬱、そして左遷
数か月の入院とリハビリの末、幸運にも仕事への復帰が叶いました。
しかし、ここからが父と私たち家族の苦しい日々の始まりでした。
父は仕事を再開したものの、言語障害が多少残っていたため、仕事が思うように進まず、結果として社内の方々からのパワハラに直面しました。
母は専業主婦で子どもは3人、また家族の収入は父の仕事に頼っていたため、父には仕事を辞めるという選択肢はない状況でした。
どんなにつらかったことか、苦しかったことか、、、
大きな企業に勤めていたため、父は生涯安泰だと思っていたものの、そうではなかったようです。
電話で話す父が、以前と比べて非常に暗かったのを覚えています。
初めて母に対して「もう無理。もうだめだ。」と弱音を吐き、母は"夫の自殺"が頭をよぎったと言っていました。
そのため、母は父に仕事を辞めて熊本に帰るよう伝えました。
父が上司に辞める意向を伝えたかどうかは分かりませんが、その後、父は転任することになりました。
転任先はありがたいことに私たち家族のいる熊本でしたが、給料は大幅に減少し、家計は非常に厳しくなったそうです。
(ただ、父が熊本に戻ってきてからはイキイキとしていたので、それはそれで良かったと思います!)
病気で苦しい中、一人で戦って家族を支えてくれたこと父と、
父のことを第一に考えてくれた母に対しても感謝・尊敬しています。
3.公務員を辞めた一つの理由
僕は大学卒業後、地方公務員として働き始めました。
以前、父から言われた「組織を信じるな」という言葉を、ずっと覚えています。
公務員は生涯安泰だと言われていますが、僕はそうは思っていません。
それは「副業禁止」のためです。
国民からお給料をいただいているため、仕方がないことかもしれませんが、副業禁止によって必然的に組織に依存するしかなくなります。
そうなると、父のように組織内でのパワハラや左遷、上からの圧力に従わざるを得なくなり、逃げ道がなくなります。
もし上司が、自分の部下や後輩にイジメや理不尽な説教をしていた場合、見て見ぬふりをする。
その組織でしかやっていけないため、守ることも難しい。
自分の身を守り、部下や後輩、家族や親族のためにも、組織には依存しすぎず、常に逃げ道を確保しておくことの重要性を父から学びました。
公務員を辞めたのは、大きな目標があってのこともありますが、組織に依存しないためという理由もその一つです。
4.組織に依存しないことを目指す
会社という組織に依存することは非常に危険です。
「公務員は安泰」「大企業は安泰」というのは、どこから言われ始めたのかは分かりませんが、この都市伝説を信じるのは危険だというのが僕の結論です。(もう世間ではだれしもが思っているかもしれませんが)
公務員=悪、という言い方をするつもりはありません。
僕も使命感を持って働いていましたし、災害時などには職務を放棄せず、迅速な対応を行うことで多くの方々が救われています。
これは一国民としても誇りに思うべき、また感謝すべきことです。
話が少し脱線しますが、国に依存しすぎるのも問題だと思います。
昔起きた森〇文〇改ざん事件のことも忘れていません。
まだ政治に関しては経験が浅いですが、これも逃げ道があったらもしかしたら被害も最小限におさえられたのではないのかなとも思ってます。
組織や国に依存しすぎず、常に保険を考えておくべきです。
5.若者に保険をかけておく
現状、さまざまな理由で副業に取り組むことが難しい方もいるかもしれません。
それ以外にも、貯金やつみたて等でいざという時の準備をしている方もいれば、どうしても難しい方もいるかと思います。
ここで一つ、良い提案があります。
それは、「若者に保険をかけておく。」というものです。
僕はもう20代後半ですが、ありがたいことに若者と言っていただくことがあります。
まだ経済的な成功もしているわけでもなく、たいした経験・知識もありません。
なのにもかかわらず、多くの年上の方々に支えていただいて今活動することができています。
この御恩は忘れません。
(もし忘れていたらすみませんm(__)m その時は教えてください!)
10年後か15年後、もしかしたら大成功するかもしれません。
行動しつづけているので、可能性としてはゼロではありません。
なので、そのもしもの緊急事態があれば、昔お借りした御恩を、その時に倍にしてお返しします。
お助けいたします。
僕も、僕より若い世代(可能性を感じる方)に応援の傍ら保険もかけていきます。(いやらしい言い方ですがw)
人生の先輩であるため、助言をしていただけるだけでも非常にありがたいです。
お金でなくても、応援や助言、ちょっとしたサポートを若い世代にすると、副業や貯蓄よりかは頼りないかもしれませんが一つの保険にもなります。
他にも、これからはコミュニティの時代がやってくるとも言われ始めており、
コミュニティに参加する方も増えているのではないかと感じています。
コミュニティも一つではなく、複数のコミュニティに分散すること!
一つのコミュニティに居づらくなった場合や、コミュニティそのものがなくなってしまった場合のために。。。
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