価値観の変化

公務員時代の私は、"起業＝失敗"・"借金＝破滅"などと思っていました。
今と比べると、ほかのことに関しても今とはいろいろと価値観は違うのだろうなとは思うのですが、
前の僕がどのように考え、感じていたのか、正直思い出せません。

言えるのは、今とはまったく違う、真逆な考え方をしていたことです。

前職の退職から、1年2カ月が経ちました。
この一年で、
・ホームレスを経験
・学校の先生を経験
・経営者や投資家、桁外れの資産家の方々と会う
・資金調達のためVCやエンジェル投資家にピッチを行う
・病院の院長さんや重い病気やケガをされている方々と会う
・フリーランスエンジニアを経験
これらのことを経験しました。

1年と聞くと短く感じますが、
今振り返るとかなり濃すぎる1年でした。

こうした中で、自然と考え方・価値観が変わっていたのだろうなと思います。

・稼いだお金は事業に再投資
・事業のたえの借金はめちゃんこしたい
・出資をむやみに受けるより、融資がいい
・返せなくなったら債務整理して再挑戦！
・なにをそんなに仕事ごときで焦ってるの？
・日本でのどん底は世界レベルで裕福な方！
・意味のない電話はしたくない。基本テキストで
・遊ぶ暇があるなら繋がりを作るか事業に取り組む！
という変な考え方になっちゃってます（笑）

僕には両親と兄と弟がおり、前職の同期や学生時代の友人たちともたまに電話やLineを通じて会話をします。
（ありがたい～！）

ですが、話していて感じることが...
それは、「まったく話が会わないッッ！！」
というか「全然理解されないッッ！！」

これも僕の説明力のなさなのかもしれませんが、
それにしてもかなりの変わりものだと思われていると思います。

実は陰では、
「サトウは東京で詐欺に引っかかってる」
「サトウは仮想通貨でマルチをしてるらしい」
「東京に行って頭いかれてしまったんだな」
「やっぱ失敗したんだ。あれだけ起業はするなと言ったのに」
などと言われていたそうです。（ニュアンス的に↑w）

副業を始める。
転職をして移動する。
独立をして起業をする。
田舎から都会に移住する。
都会からド田舎に移住する。

さまざまな変化をする上で、価値観が変化することはよくある話。

ですが、変化をすることで、今まで付き合ってきた人とは、これまでと同じような会話はできないのだと改めれ思いました。

そして、変な目で見られることも。

これは、誰が悪いとかでもなく、
変化をすることで、話が会わなくなり人間関係も変わることは覚悟しておかなければいけない。

「経営者は孤独」
これもよく聞きますが、最近になって、ようやくこの意味が分かり始めました。

これから自分で事業を行おうとしている方は、覚悟したほうがいい。

数年は孤独を味わうということを。